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2015年5月19日

跡継ぎ系男子 第二回「甘泉堂」

跡継ぎ系男子とは…跡を継いで頑張っている“せがれ”さんのことです。このコラムでは魚沼で頑張っている跡継ぎ達をご紹介します。

第二回目は、地元で人気のお菓子屋さん「甘泉堂(かんせんどう)」さんです。小出名物の鮎もなかをはじめ最近では洋菓子の種類も増え新たなお客様も増えているようです。そんな甘泉堂さんを訪ねました。
※取材の情報は平成27年4月現在のものです。
 
◆現在の甘泉堂のルーツ

―まず、お父様の簡単なプロフィールを
和田 晃(わだ あきら)さん:67歳
 昭和21年の9月に甘泉堂を創業した先代(初代)の長男として生まれ「こどもは跡を継ぐもんだ」という中で育ったため、ある意味宿命づけられて二代目になった。

父「親父(初代)が和菓子だったので、私は洋菓子をはじめました。洋菓子はこのあたりでうちが初めてでしたし、ちょうど高度経済成長期で作れば売れるいい時代でした。チェーン店もいくつか出来ましたね。すごく忙しくて、作っても間に合わないくらいでした。」
 
「鮎もなか」は創業からある甘泉堂さんの定番和菓子。

父「当時バタークリームのケーキが一般的だったもんですから、私は生クリームのケーキを始めたんですよ。そうしたら、珍しいし、これは美味しい!と評判を呼んでどんどん売り上げが増えまして、そんな時代が…信じられませんけど10年くらい続きましてね。今は違いますけどね。私は苦労せずに過ごしていました。」

―そのような過程があって、今の和菓子と洋菓子両方のある甘泉堂さんがあるんですね。
 

―跡継ぎプロフィール
和田 大和(わだ やまと)さん:30歳
 高校を卒業後、商学部のある大学に進学のち町田製菓専門学校に入学。サダハルアオキ→パティスリーアノーを経てパティシエの経験を積み、昨年(平成26年)春に帰郷し7月から甘泉堂で本格的に働き始める。

―いずれは継ぐつもりで、大学へ入られた、ということですか?

子「大学に進む時に、親父がどうしても大学は出ておけと。僕も高校を出てすぐ(跡を継ぎたい)というわけでもなかったので、漠然といずれは継ぐだろうな、と思って大学を出て専門学校に行きましたね。専門を決めたのも大学3年生の頃でした。」

―大学3年生の時に、継ぐ意思が出てきたということですか?

子「就活が始まって、さぁ自分はどうしようかっていう時に、家へ(実家へ)帰って家を継がねばならんという気持ちでしたね。」

 
―ご兄弟は?

子「姉が三人います。」
父「(上と)10歳違うんですよ、歳をとってからの子(長男)で。」

―息子さんが製菓の学校に進まれた時、どんなお気持ちでしたか?

父「私の想いは、甘泉堂は継がなくていい。ただ、長男として生まれたからには和田家を継いでほしい気持ちでした。とりあえず大学に4年間行って、そのなかで進路を決めろと告げました。だから、製菓の学校に行くと聞いた時は家を継ぐという進路が出たんだなと。そうしたら、製菓学校に行くお金を(大和さんが)貯めていたんですよ。アルバイトして。」

―それはすごいですね!

父「親の世話にはならねぇ、と。ところが、少し足りないから残りを貸してくれって電話が来てね。気を遣わなくていいからって親が出来ることはしました。本人も相当努力していましたね。」

―いい話ですね。

父「やっぱり、歳をとってからのこどもでしたから特に嬉しかったですね。」

―修行されていたのは関東のお店ですよね。

子「“サダハルアオキ”というのはパリと東京に店舗のある有名なお店で、日本人で初めてパリにお店を出したところです。六本木のミッドタウンにあるお店で1年ほど修行していました。」

―都会のお店ですね。

子「作っているお菓子が1個700円、800円するようなものでした。それを極めるのであれば別ですが、もっと身近な地域に密着したようなお菓子を作れるお店で修業をしたくて川崎市の“パティスリーアノー”で働き始めました。学生の街で地域密着の地元の人に愛されるお店でした。僕が入ったときはお店が出来て1年経たない頃で本当にバタバタしていましたが、一緒にお店を作っていくという作業も出来ました。」

 
お店にはケーキの他に焼き菓子も、たくさんあります。

―その経験を経て魚沼へ戻ってきたわけですが、戻ってきてみて気が付いた魚沼のいいところはありますか?

子「魅力ですか…住んでいて、そうですね食べ物が美味しいこと、水が綺麗なこと…あと、常連さんは「こんにちは」って声をかけてくれるので、それはすごく良い環境だと感じます。(お店だけではなく)住んでいても顔を見れば挨拶してくれたり。東京ではまずありえないことなので魅力があるところだなぁと感じます。」

―次はお父様に質問です。息子さんが帰郷されてお店のディスプレイや商品など更にバージョンアップされたように思いますが、お父様はこのことをどのように感じていらっしゃいますか?

父「私は現役バリバリやっているような歳ではないので、帰ったらすぐ譲ろうという気持ちでいました。好きなようにやらせていて、言い方は悪いですがそれがたまたま地域に当たっているんだよね。」

 
取材した時期は鯉のぼりの可愛らしいディスプレイでした。

父「自分が作ったケーキ(お菓子)を(お客様へ)届けるという事はありがたいことですが、私から見ると彼(息子)はちょっと自惚れているんじゃないかと、心配な部分はあります。まだまだ歩き始めたばかりだけど、結構焦っているところがあるから…あまり干渉はしないですね。」

子「まだまだいきますよ。」

―楽しみですね。

父「私の場合も親父が和菓子だったもんですから、好きなように(洋菓子を)やっていたんですよ。なので、せがれにも好きなことをさせてやろう、と。昔と今では時代が違うでしょう。私の時は高度経済成長期でしたが、今は低迷していてデフレで景気回復と言ってもなかなか実感できるところまできていないでしょう。大変ですよね。」

―厳しいですよね。

父「地域も潤っていない中で、投資が難しいですよね。そこらへんが非常に難しい所だと感じています。」

―息子さんからみてお父様の尊敬しているところは?

子「僕が帰ってきて、やっていることに口を出さずに好きにやらせてもらっているところ。あと、(いろんな方から)「お父さんにお世話になった、なっている」とよく言ってもらえる所ですね。全然知らない人に言われると、色々してきたんだなぁと思って、親父すごいなって。」

―今後の夢などありましたらお願いします。

子「どんどん新しいものを出して、お客様に喜んでもらって、お店の設備を整備して…(小出地域の)本町に人を呼べるようなお店にしたいと考えています。うちがあるから、本町に来てくれて、そこから○○に行こうかっていう町を元気にできるお店になりたいですね。」

 美味しいものを食べてもらうために、ケーキは日に何回か出しているそうです。


―話は変わりますが、魚沼のオススメのところなどありましたら。

父「何もしない贅沢ですかね。その贅沢を味わえるところがあるかもしれませんね。魚沼が生き延びる、発展するには観光と地場産業しかないと思っているんですよ。あるものを利用する、活かし、育てるという事が大事だと思うんですよね。話題になるには日本一になるのがいい。例えば蛍の数が日本一、蝶々の数が日本一…何かしら話題性がありますよね。そういう今あるものを活かしてもらいたいですよね。」

 

父「私が思うのは、紅白の山を…要するに桜とこぶしの山を並べて、例えば3日しか見られないとか、全国的にこういうスポットは初めてでしょう。とにかく話題性があれば人が寄ってくると思うんですよ。縁結びのスポットにするとかね…この地区にあるものをいかに利用するか、ということだと思います。そうするといっぱい(いいものが)あると思うんですよ。10年20年100年のサイクルを考えればよいと思います。私は魚釣りが趣味で緑のトンネル(木々の枝葉が重なりあい、まるでトンネルのようになっている道のこと)とかね、やっぱり気持ちがいいよね。そういった自然を利用した何かが必要だと思うんだよね。それをどう活かすか、100年後を考えて1年1年過ごしたいですね。」

―大和さんは休日など何をして過ごされていますか?

子「休みは無いですね。働くのが楽しくて、あれやってこれやってというのが。休憩したりはしますけどね。」

―今は仕事に熱中されているんですね。

子「そうですね。行くところも無いし(笑)」

―そういえばご結婚されたんですよね。よかったら出会いなどお話いただけますか?

子「はい、昨年の6月に。同じお店で先に(奥さんが)働いていて。」

―奥様のここはすごい、というところがあれば教えてください。

子「うーん……人間力?トータルで言うと素直さや、ついてきてくれている所や、一緒に行動してくれるところですかね。知らない土地に来て、ちゃんとやっていて。」

―明るい素敵な奥様ですよね。

子「出身は北海道の釧路なんですけど、専門学校は大阪で自分磨きをしたいという意思があったみたいで。強いですね。」
父「料理が上手だね。」

―お菓子も作れて、料理も出来て最高ですね。

子「ですね。」

 
笑った雰囲気がとてもよく似ている和田さん親子。
★おらちのしょのオススメ★
 
昨年の発売から大人気の「魚沼コルネ」
 
 
パリパリ生地の中にクリームがみっちりと詰まっています。
○サクサクなのにしっとり!
 周りはサクサクなのに、クリーム部分は生地がしっとりしてて2種類の食感が楽しめる!
○たっぷりのクリーム!
 一口食べる度にコルネの反対側から溢れるクリームが、甘すぎない飽きない美味しさ!

 
シャリっとした食感でクセになる、「KANSEN D◎NUT」(かんせんど~なっつ)も人気のお菓子です。
油で揚げていないから低カロリーで、しっとりしています。

ケーキや和菓子などの生菓子もオススメです。
魚沼にお越しの際に是非ご賞味ください!




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