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2014年10月8日

跡継ぎ系男子 第一回 栃尾又温泉自在館

跡継ぎ系男子とは…跡を継いで頑張っている“せがれ”さんのことです。このコラムでは魚沼で頑張っている跡継ぎ達をご紹介します。

第一回目は、湯之谷温泉郷のひとつ三軒の宿が湯治場を共有している栃尾又温泉。その中でも最も歴史の長い自在館さん(外部サイト)を訪ねました。
※取材の情報は平成26年9月現在のものです。


 主人(当代)である雅彦さんと息子の宗兵さん、一体どんなお話が聞けるのでしょうか。

―まずはお二人の簡単なプロフィールを。

・跡継ぎ
星 宗兵(ほし そうへい)さん:若旦那(専務取締役)27歳
 野球少年だった宗兵さんは中越高校に進学後東京の大学へ行き経営学を学び、東京のコンサルタント企業へ就職。3年間勤務したのち昨年5月魚沼へ帰郷し現在に至る。

―すぐ家に入ったわけではないんですね。コンサルの仕事を選んだのはどうしてですか?

宗兵さん(以下:子)「父は家を継がなくていいと子どもの頃から言っていたんですけど何となく継ぐ気でいたんですよね。高校、大学と私立に入れてもらったし、親孝行したい気持ちもあって。大学卒業の頃には気持ちもかたまっていましたね。コンサルは就職の事を相談した時に父から『旅館業とは別の仕事を経験してみたら』ってアドバイスを受けて。初めは5年働こうと決めていたんですけど、仕事をする中で現状を知るうちに、危機感を感じて…」

―それで早く帰郷された、と。
子「はい。後はやっぱり生まれた土地が一番いいな、と思って。コンサルの仕事をしていた時は東京の都心部を転々としていて、比べたときにここだ(一番だ)なって。」

雅彦さん(以下:父)「彼(息子)が帰ってきたここ数年は本当に厳しい数年間になるね。だけど、ここを乗り切ればっていうところでもあるよね。」

―続いて現当主雅彦さんの経歴を。

星 雅彦(ほし まさひこ)さん:主人(社長)56歳
 地元小出高校を卒業後1年浪人し京都の大学へ進学し経営学部へ。卒業後は京都の料亭の板前、マネージャー、不動産業など様々な職を経験し29歳で魚沼へ帰郷。

―29歳というと、その頃にはもうご結婚されていますよね。

父「結婚していたね。奥さんのお腹には息子がいたかな。奥さんだけ京都に残って出産したんだよ。」
奥様とは大学在学中に出会い京都在住時に結婚されたそうです。

―やはり跡を継ぐ意識を持たれて帰郷されたんですか?

父「いや、ぼくの場合は全く意識していなかった。だけど、子どもの頃から呪文のように『跡継ぎ…跡継ぎ…』と言われていたことが30歳を目前にしてよみがえってきたんだよね。それに京都に住んでいて、京都もいいところなんだけど生まれた土地がやっぱりいいと感じたんだよ。」

―明確に雅彦さんに代が代わったのはいつごろですか?

父「明確な時期は分からないけど平成10年頃だね。銀行業を引き継いだ時で、そこを代替わりしたことにしているね。」

―お二人とも共通して、生まれ育った土地(栃尾又温泉)が良いということですが、栃尾又は目的(湯治)がはっきりしていて、やはりそれが強い点なのでしょうか?

父「それ(湯治)を売りにやってきたね。」
(余談:お客様の半数以上は湯治・リピータの方)

―それも踏まえたうえで今後の展望などお願いします!

父「息子が主人(社長)になってラジウム温泉を湯守として次の世代のお客様、人々に伝えていってほしい。さっきも言ったけど、この数年間は本当に厳しい時期だと思うし、たくさんの壁を乗り越えていってほしいね。」

子「今の日本は、首都圏などの都市部では特にIT系ベンチャー企業が沢山活躍していて若い人達を中心に日本に元気を与えてくれています。これは日本にとってとても素晴らしいことです。その一方で振興ビジネスではないし、小さい会社かもしれないけど地方には100年以上続く企業がたくさんある、それもまた素晴らしいことです。だから田舎でも若い人たちが伝統的な商売に誇りを持って受け継いでいって欲しいし、商売をしていきたい。その一つとして、宿の地盤をさらに固めて、更に地元に関わる新しい事業をやっていきたいと考えています。」

―これから市の人口も減りますが、そのあたりはどのようにお考えでしょう。

子「減るのは仕方ないですが…どうかな、お客さんは減るだろうしスタッフの確保も厳しくなるでしょうね。大変なことばかりのように感じてしまいますが、なんとかしますよ。たぶんいつの時代もそんなもんです(笑)」

―ピンチはチャンスですね!

父「そうそう!それね!やっぱり上を目指していかないと守っていけないからね。」

自在館さんではラジウム温泉でいれたコーヒーを楽しむことができます。


―真面目な話はここまでにして…お休みや趣味は何をされていますか?というか、お宿にお休みってあるんですか?

子「週1回程度、シフトを見てお互いに調整していますね。毎朝、朝(ご飯の準備など)は出ますが。」

父「キノコを見るのが好きだね。キノコの生態に興味があって一番美しいタイミングで出会えた時は本当にうれしいね。」

時間があると宿の裏の山に出かけてはキノコを観察されるそうです。

父「あと、ボケ防止でピアノを弾いてるんだ。2ヶ月くらいかけて1曲覚えるけど、次の曲をすると…トコロテンみたいにさ、前の曲をスポッと忘れちゃうんだよね。休みの日は出かけることが多いね、奥さんと一緒に。昔は色々なところに泊まりに行っていたけど、最近は忙しくてなかなかできてないね。」

子「卓球、登山、ダーツとか…基本的に体を動かすのが好きですね。あとは、ギター。」

インタビューの後、ロビーのピアノで一曲弾いてくださいました。運が良ければ聴けるかも…?

―宿を後にし、一路親子のオススメスポットの「ほそど渓谷」へと向かいます。国道352号を駒の湯方向に車で5分程度の所に入口があります。意外にも10年ほど前まで知らなかったそうで、尾瀬ルート活性化委員会に入ったのをきっかけに知ったそうです。
道沿いにある「大手沢遊歩道」の看板の下には「小さなビューポイントほそど渓谷」の文字が。やじるしの方へ向かうと下の看板が現れます。
 
「!すぐ」がものがたる通り… 

草原を降りていくと、すぐありました!「ほそど渓谷」
 
パノラマ撮影した画像がこちら。左側の奥に見えるのが、前の画像の部分です。
この風景が国道から数分の距離にあります。
 
自在館さんのロビーには、ほそど渓谷のお散歩コースマップがあります。
この可愛らしいマップは意外にも宗兵さん作です。


★おらちのしょのオススメ★
自在館さんの売店で販売している「栃尾又温泉のラジウム納豆」(外部サイト)。
自在館さんの朝ご飯はもちろん、他2軒の栃尾又温泉のお宿さんでも提供している定番の納豆です。
納豆のパッケージの文字やイラストは雅彦さん作。
栃尾又にお越しの際は是非ご賞味下さい。

―オフショット
同じポーズでお茶をすするお二人。これには思わず編集員一同クスリとしました。

宿のいたるところにある書き文字は主に雅彦さん作とのこと。
独特の形が面白いです。こちらは是非お宿でご覧ください。

自在館さんの詳しい情報はコチラ↓

跡継ぎ系男子いかがだったでしょうか。
これから魚沼の跡継ぎ系男子(時々女子も?)をどんどんご紹介できればと思っていますので、ご愛読のほど宜しくお願い致します。
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